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うつ病を黙って転職活動するときのうつバレ注意ポイント【源泉徴収票が最大の難関】

2020年4月5日

こんにちは、とむです。

今回は、

  • うつ病だけど、うつ病であることを黙って転職活動をしたい
  • うつ病を黙っていることがバレないかな?

と不安になっている方へ、

うつ病を黙って転職活動をするときの注意ポイントをお話しします。

私は実際に、うつ病を黙って転職活動をして、最後までバレずに転職活動を終えることができました。

こういう例もあるよ、という参考にしてみてください。

はじめに:うつ病を黙って転職活動するのは、諸刃の剣

はじめにお断りしておくのですが、、

「うつ病を黙って転職活動をしたほうがいいのか、オープンにして転職活動をしたほうがいいのか、どっちがおすすめなの?」

と聞かれると、現在の私の考えとしては五分五分です。。

無事に転職活動成功したけど、ストレスが大きかった

私も、転職活動をする前に、うつ病であることを黙っていたほうがいいのか、オープンにしたほうがいいのか、かなり悩みました。

「一般採用枠のほうが求人が多いだろう」と考えたことや、症状の回復具合に自信があったことから、うつ病であることを黙って転職活動をしました。

そして、うつ病であることを隠したままで内定をいただき、その企業に入社できました。

しかしいざ入社してみると、会社に隠し事をしている負い目と、絶対にうつを悪化させてはいけないという緊張感で毎日綱渡りでした。

かなりのストレスでした。

結局いまの私は、その会社を辞めて在宅ワークをしている状態です。

私の経験も含めて、以下に当てはまる人はうつ病を黙って転職活動しても問題ないのではないかと思います。

うつ病を隠して転職活動をしても問題ない条件
  • うつ病回復後に一定期間の仕事歴がある
  • どんなことがあっても8時間勤務を週5で行える
  • 減薬に成功している

私がもしまたいつか企業に勤めるなら、うつ病であることをオープンにして転職活動をすると思います。

うつ病をオープンにしたいなら就労支援サービスを使う

うつ病であることをオープンにして転職活動をするなら、就労支援サービスを使うのがおすすめです。

仕事に就けるまでサポートしてくれますし、就業訓練も受けられます。

私も、前回の反省を踏まえて、次回は迷わず就労支援サービスを使うと思います。

>>うつ病のための就労支援サービス シゴトライ

うつ病を黙って転職活動をするときのうつバレポイント2つ

うつ病を黙って転職活動をした経験から言うと、応募から内定まで、うつ病であることがバレることはほとんどないです。

選考中にヒヤッとするポイントはゼロではないですが、バレる可能性が高いのは入社後がほとんどです。

うつ病を黙って転職活動をするときのうつバレポイントはこちらです。

うつバレポイント
  • ① 履歴書・職務経歴書と面接での発言に差があるとき
  • ② 源泉徴収票を会社に提出したとき

ひとつずつ説明していきますね。

① 履歴書・職務経歴書と面接での発言に差があるとき

ヒヤッと度:★★☆☆☆

履歴書に書いた経歴と、面接での発言にかなりのギャップがある場合は、面接官がこちらを疑ってくるかもしれません。

しかしバレる可能性は低いポイントです。

うつ病で会社を休職している場合、履歴書に休職期間を書く義務はないので、履歴書上では「休職」という空白期間が見えなくなるんですね。

例えば、私はこんなふうに経歴を書いてました。

2017年4月 ○○株式会社 入社
  現在に至る
2019年4月時点での職歴欄

履歴書の職歴上では、私は2年間勤務し続けているように見えます。

休職していても会社に在籍していることは間違いはないので、経歴詐称にはなりません。ですので、この書き方で合っています。

ただし、履歴書に書いた経歴と面接で喋る内容にギャップがあれば、面接官がこちらを疑ってくるかもしれません。

例えば、専門分野の単語を知らなかったり、業界では当たり前のことを知らなかったりなどです。

私の場合は、会社に在籍して2年の若手だったこともあり、専門分野の知識が乏しくても特につっこまれませんでした。

明らかになんか違うぞ?と思われなければ、うつバレ・休職バレすることはありません。

わたしのポジティブ考え:

・源泉徴収票を提出するのは正式入社後。「どうしたの?」ときかれても「ちょっと休んでた時期があって」と軽く流せばいいんじゃないか?

・源泉徴収票を処理するのはたぶん経理の人。人事の人じゃないからわたしをどうこうする権限はないはずだ。経理からお尋ねがあっても、その人を言いくるめればいいんじゃないか?

うつ病がバレたとしても、元気に仕事ができていれば問題ない

うつ病を黙って転職活動をするときの注意ポイントをご紹介しました。

ご紹介してきたように、バレそうになるポイントはいくつかあります。ただ、乗り越えられる可能性も高いです。

なぜなら、うつ病であることがバレたとしても、転職先の会社で元気に仕事ができていれば問題ないからです。

回復して仕事ができることを実際に証明しているのですから、不当解雇にはならないはずです。

ただ、転職先の会社でも体調を崩してしまったのなら、仕事の復帰時期を見誤ったことになります。

(私もこれです。反省しています。。)

次は、就労支援サービスを利用する選択も考えてみてくださいね。

わたしのポジティブ考え:

・「面接で緊張してます」と乗り切ればOK

② 源泉徴収票を会社に提出したとき

ヒヤッと度:★★★★★MAX

前の会社からもらった源泉徴収票を転職先の会社に提出すると、うつ病で休職していたことがバレるかもしれません。

これが怖くて、転職に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?私もこれに一番ひやひやしてました。

勤めていた会社を退職して転職先の会社に入社するとき、前の会社が発行する源泉徴収票の提出を求められます。必ずです。

源泉徴収票には、前の会社での給与合計と所得税などが書かれています。

休職していると、普通に会社に勤めているより明らかに給与が少ないので「あれ?」となる可能性が高いです。

「前の会社在籍中に休職しているのでは?」という疑惑が上がるでしょう。

「うつ病で」とは思われないかもしれませんが、休職していたことを転職先会社に黙っていた、となると、ちょっと信用が下がるかもしれません。

じゃあ私はどうなったのか?

理由は分かりませんが、源泉徴収票を入社後に提出しても何も言われませんでした。

気づいたけど黙っていてくれたのか、そもそも気づかれなかったのかは謎のままです・・。

わたしのポジティブ考え:

・源泉徴収票を提出するのは正式入社後。「どうしたの?」ときかれても「ちょっと休んでた時期があって」と軽く流せばいいんじゃないか?

・源泉徴収票を処理するのはたぶん経理の人。人事の人じゃないからわたしをどうこうする権限はないはずだ。経理からお尋ねがあっても、その人を言いくるめればいいんじゃないか?

うつ病がバレたとしても、元気に仕事ができていれば問題ない

うつ病を黙って転職活動をするときの注意ポイントをご紹介しました。

ご紹介してきたように、バレそうになるポイントはいくつかあります。ただ、乗り越えられる可能性も高いです。

なぜなら、うつ病であることがバレたとしても、転職先の会社で元気に仕事ができていれば問題ないからです。

回復して仕事ができることを実際に証明しているのですから、不当解雇にはならないはずです。

ただ、転職先の会社でも体調を崩してしまったのなら、仕事の復帰時期を見誤ったことになります。

(私もこれです。反省しています。。)

次は、就労支援サービスを利用する選択も考えてみてくださいね。

  • この記事を書いた人

とむ

うつ病・双極性障害持ちの、30歳女のブログ。メンタルヘルスや気になることなど、人生をブログにしていきます。病歴や職歴の詳しくはプロフィールをご覧ください!

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