Webデザイナーへの道

未経験からWebコーダーのアルバイトになるための方法6ステップ

2023年5月21日

首を傾げる人

未経験からWebコーダーになるためにはどうしたらいいんだろう?スキルもないし、こんな人間どこも雇ってくれないよ…

このように悩んでいる方のために、今回は、未経験からWebデザイナー・コーダーのアルバイトになるための方法6ステップをご紹介します。

実際に私はWeb業界未経験から、Webコーダーのアルバイトとして採用され、働き始めて4ヶ月になります。

この記事を読めば、Webコーダーのアルバイトになり、「未経験」の肩書を捨てることができると思います!

ぜひ参考にしてみてください。

はじめに:Webコーダーになるには少なからずお金がかかります

記事のはじめなのに現実を突きつけてすみません。でも、事実なのでお伝えします。

Webコーダーのアルバイトになるには、少なからずお金が必要だと思います。

なぜなら、独学をするにも書籍を購入しなければならないし、もし家にパソコンがないなら、購入しなければならないからです。
オンラインだとしても、スクールなどに通うならそのお金が要ります。

Webコーダーになるために必要なものリスト

個人差はありますが、Webコーダーになるために必要なものは以下の通りです。

Webコーダーになるために必要なもの

  • パソコン(10万〜30万)
  • Adobeソフト(4〜8万)
  • Webデザインスクール代(数万〜数十万)
  • 書籍(無限大)

上記のように、何事も勉強するには初期投資が必要になります。

でも初期投資はすぐに回収できる

ただし、Webコーダーとして働けるようになれば、学びに使った数十万円分はすぐに回収できます。Webコーダーとしてスキルをつければ、本業以外にも副業や在宅ワークなど、働き方が広がります。

パソコン1つあればできる仕事なので、自由がききやすいです。

私もWebデザイナーになることを決めてからMac Book Proを思い切って購入しました。結論、買って大正解だったと思っています。

悩むより行動!で、まずはパソコンを買って後戻りできなくするのがいいと思います。
高性能なWebカメラもついているので、最近主流のオンライン面接にも活躍してくれますよ。

未経験からWebコーダーのアルバイトになるための方法6ステップ

さて、本題です。

未経験からWebコーダーのアルバイトになるための方法6ステップは、以下の通りです。

  1. 【持っていなければ】パソコンを買う
  2. 【独学OK】Webコーディングを学ぶ
  3. 【独学OK】Photoshopやillustratorを学ぶ
  4. 【できれば】独学で学んだことが正しかったか、スクールで答えあわせをする
  5. ポートフォリオになりそうなページ制作をする
  6. 未経験OKの求人を探して応募

順番に解説していきますね。

ステップ① 【持っていなければ】パソコンを買う

前述の通りで、Webコーダーの勉強はスマホではできないので、持っていなければパソコンを買いましょう。

Windowsパソコンでもいいですが、Web制作会社ではMacを使うことが多いです。
実際に、私が働いている会社でもMacを使っています。

なので、もしパソコンを持っていないなら、お値段は張りますがMacを買うことをおすすめします。

MacはAirやProなどさまざまありますが、Mac Book Proがいいのではないかと思います。私もMac Book Proを使っています。使いやすいのでおすすめです。

ステップ② 【独学OK】コーディング言語を学ぶ

次に、独学でOKなのでコーディング言語(HTML/CSS/簡単なjQuery)を学びましょう。

私の場合は、以前に趣味でHTML/CSSを独学で触っていたことがあり、それが基礎になりました。

基本的なHTML/CSSの引き出しを増やして、文字だらけのコーディングに慣れる必要があります。

基礎固めの順番としては以下の流れがおすすめです。

①ProgateのHTML&CSS、jQueryコースで基礎の基礎を学ぶ。

Progateはゲーム感覚でカジュアルに言語を学ぶことができるため、とてもおすすめです。深いところまで学ぶには「プラスプラン」という有料コースに加入する必要がありますが、月額1,078円と、破格です。

どんなWebデザインスクールに通うよりも格段にオトクなので、入ることをおすすめします。

②Codestepの初級編〜上級編で「デザインからのコーディング」を行う。

Progateで基礎固めをしたら、Codestepの初級編〜上級編をこなしましょう。私も業務の手が空いたときにときどきやっています。

デザインからコーディングをすることはWebコーダーとして必須です。最低限、初級編をこなすことができれば、Webコーダーのアルバイトとしてやっていけるのではないかと思います。

コーダーになると、以下のような画面で文字を打ち込んでいくことになります。

文字だらけの画面に慣れて、どのHTMLタグやCSSをいじったら画面がどう変化するのかや、HTMLタグやCSSを覚えることが大事です。

ステップ③ 【独学OK】PhotoshopやIllustratorを学ぶ

Webコーダーのアルバイトでは、いつでもコーディングをしているわけではありません。具体的な業務内容は後述しますが、少しでもPhotoshopやIllustratorを扱えると業務に役立ちます。

Photoshopの独学におすすめの本はこちら

Illustratorの独学におすすめの本はこちら

また、あわせてWebデザインの基礎を学んでおくといいと思います。
なぜなら、WebコーダーはWebデザイナーさんがいてこその仕事で、Webデザイナーさんがどのようにデザインを作っているのか、どんなところにこだわっているのかを知っておくと業務がスムーズだからです。

Webデザインの基礎を学ぶには、以下の本がおすすめです。

ほかにもWeb関連のおすすめ本をまとめていますので、参考にしてみてください。

https://tomkkblog.com/web-design-recommended-books/

ステップ④ 【できれば】Webデザインスクールに通う

独学は自分には無理だ!と思ったり、学んだことが正しいか不安、、と思うなら、思い切ってスクールに通うのがおすすめです。
私はというと、独学は自分には無理だ!絶対に勉強を継続できない!と思ったので、半年間スクールに通いました。

私が通ったのはデジタルハリウッドSTUDIOという社会人スクールです。(約50万)
>>デジハリ・オンラインスクール

デザインの基礎・コーディングを学び、実際に作品を作ることで理解を深めていくことができました。

授業を受けることで、それまで趣味で扱っていたHTML/CSSの知識が正しいものだったんだと知ることができ、自信にもなりました。

また、Webデザインの基礎としてPhotoshopとIllustratorを学べたので、独学しなくてもよくなり、負担が軽くなったのも大きかったです。

Adobeのソフトが1年間学割で使えたのも大きなメリットでした。

ステップ⑤ ポートフォリオになりそうなページ制作をする

ここまできたら、ポートフォリオになるページ制作を行います。

自分でデザインをしてコーディングをするのがおすすめです。

もしWebデザインスクールに通うのであれば、卒業制作としてポートフォリオ作成を行うこともあります。
デザインが思い浮かばなかったり、自分ひとりでポートフォリオを作る自信がないなら、スクールに通ってフォローをしてもらうのもいいと思います。

ポートフォリオのデザインやコーディングにおすすめの本はこちらです。
これほんとおすすめ。全Webコーダー買った方がいい本です。

ステップ⑥ 未経験OKの求人を探して応募

ポートフォリオまで作成したら、未経験OKの求人を探して応募をします。

応募には最低限履歴書が必要です。ポートフォリオは必要なところもあれば、なくてもOKな求人もあり、さまざまです。
でも個人的には、ポートフォリオや作品はあったほうがアピールに繋がると思います。

自分で作ったポートフォリオや作品を応募時に提出しましょう。

求人サイトは圧倒的に「FIND JOB!」がおすすめ

未経験からWebコーダーのアルバイトになるために一番適している求人サイトは「FIND JOB!」です。
私も実際にFIND JOBを通して今の仕事を見つけました。

理由は、圧倒的な未経験可求人数の多さです。

自分のスキルを登録することで、自分とその求人とのマッチ度も表示してくれます。マッチ度が高ければ高いほど、採用される確率も高いと感じました。

しかし、FIND JOB!はすでにサービス終了が決まっていて、2023年8月で新規ユーザー登録を停止します。
サービスが終了する前に登録をして、Webコーダーのアルバイトとして仕事をゲットしましょう。

そのためにも、Webコーダーの勉強をいますぐに開始したり、スクールに通い始めることが大事です。

オンラインスクールの詳細を見る

未経験からWebコーダーのアルバイトに!日々の業務内容

さて、ここからは、実際にWebコーダーのアルバイトとして働いている私の業務内容を参考までにご紹介します。

Webコーダーとして働き始めて3ヶ月が経った私が日々行っている業務は以下の通りです。

  1. サイトの更新・修正
  2. 追加ページコーディング

業務内容① サイトの更新・修正

すでに出来上がっているWebサイトを更新したり修正したりする作業です。まだ3ヶ月なので、こういった雑用のような作業がほとんどです。

正社員のWebコーダーさんやデザイナーさんが手を動かすまでもない作業を代わりに行います。小さな作業なのに、正社員さんにわざわざ動いてもらうのはもったいないですからね。
そんな作業はアルバイトの私がやります。

例えば、「2021年度:売上高500億円を2022年度:売上高550億円に変えてください」や、「役員が変わったので名前を変更してください」などです。

得られるスキル:
HTML/CSS、Photoshop、Illustrator、WordPress、Webサイトの構造、FTPなど

作業の大きさによって、得られるスキルは変わります。

コーディング周りの修正だけでなく、画像をちょっと修正することもあるので、PhotoshopやIllustratorの操作も身につきます。
WordPressをいじる必要があるなら、WordPressの構造も理解できるようになっていきます。

ただの雑用と思うなかれ、私もこの作業を通してWebサイトがどのような構造になっているのか、WordPressのディレクトリ構造なども学ぶことができています。

業務内容② ページコーディング

ときどき「このページを1からコーディングしてください」と頼まれることがあります。

1ページコーディングでは、ある程度好きなようにコーディングができるのでとても楽しいです。HTML/CSS・JavaScriptなどの知識を総動員して取り掛かります。

デザイナーさんが作ったデザインカンプを元に、コーディングを行っていきます。

得られるスキル:
HTML/CSS、JavaScript、jQuery、FTP、WordPressなど

コーディングが終了したページは実際に世間に公開されるので、自分が作ったページが世に出ていることがとても嬉しく、やりがいになります。

また、コーディングについて深く考えるので、スキルもめきめき付いていきます。個人的にコーディング業務は時間があっという間に過ぎていくので大好きです。

Webコーダーアルバイトの時給は?ブラックじゃない?

ここからは、実際のWebコーダーアルバイトの時給や、職場環境についてご紹介します。

私の場合ですが、現在の職場にはほとんど不満がありません。

Webコーダーアルバイトの時給は?

求人サイトを見ている限りでは、1,000円〜1,500円が多いようです。

実際の私の時給は1,400円です。未経験でこの時給というのは破格だと思っていて、かなり感謝しています。
ただし社会保険や厚生年金の額が高すぎて、手取りはめちゃくちゃ低いですが…(泣)早く時給上がってくれ。

Webコーダーアルバイトの労働環境は?ブラック?

Web業界は残業が多くブラックだと思われがちですが、私が働いている会社はそんなことはありません。

正社員の皆さんは残業について厳しく言われているようで、終業時間の30分後にはほとんどの方が退勤しています。残っているのは2〜3人くらい。
時短勤務をされている方(特に女性)も多く、16時や17時に退勤する方も多いです。

繁忙期だともう少し残業される方もいらっしゃいますが、深夜まで残っていることはありません。

私も残業は基本0です。緊急の案件があったときに1時間くらい残業をしましたが、3ヶ月間働いて残業1時間です。
アルバイトが残業をすると予算オーバーになってしまうので、アルバイトは基本的に早く帰ってほしいとのこと。ありがたいです。

在宅勤務(リモートワーク)ができないことが唯一の不満

不満としては、Webコーダーのアルバイトは基本的に正社員の方々のアシスタントのような扱いなので、在宅勤務(リモートワーク)ができるところが少ないです。
私の勤めている会社も、アルバイトは在宅勤務ができません。

理由としては、弊社の場合は「リモートワークで教育することが難しいと感じたから」だそうです。

1日中ひとりで作業する日などもあり、

これ出社する意味あるのかな…

とむ

と思ったりもしますが、まあしょうがないし、時給は高いので出社頑張っています。

そもそも、未経験でリモートワークはハードルが高すぎるので、できないと諦めておいたほうがいいと思います。

アルバイトは気楽に業務できてスキルを伸ばせる

まとめると、Webコーダーのアルバイトは、業務時間は規定通り8時間で、業務の責任は社員さんが取ってくれて気楽なのに、階段を登るようにスキルを伸ばせて最高です。

私にとっては最高の職場です。

まとめ:未経験からWebコーダーのアルバイトになるには、勉強が必要だけどやりきる意志の強さが大事

最後におさらいです。

Webコーダーのアルバイトになるには、以下の6ステップを踏みましょう。

  1. 【持っていなければ】パソコンを買う
  2. 【独学OK】Webコーディングを学ぶ
  3. 【独学OK】PhotoshopやIllustratorを学ぶ
  4. 【できれば】独学で学んだことが正しかったか、スクールで答えあわせをする
  5. ポートフォリオになりそうなページ制作をする
  6. 未経験OKの求人を探して応募→FINDJOB!がおすすめ

Webコーダーの勉強をするには、ある程度お金がかかります。

しかし、勉強してスキルがつけば、Web制作会社からも歓迎されます。Web業界未経験でもアルバイトとして仕事を見つけることができます。
将来的にはフリーランスとして独立したり、正社員になれる可能性もある業界です。スキルを付ければ自由がききます。

なので、思い立ったらまず行動!で、勉強を始めたりスクールに通ってみることをおすすめします。初期投資の数十万円はスキルがつけば回収できますので。

Webコーダーは楽しいです。未経験からアルバイトとして働き、「未経験」の肩書を捨てましょう。

オンラインスクールの詳細を見る

  • この記事を書いた人

とむ

うつ病・双極性障害持ちの、30歳女のブログ。メンタルヘルスや気になることなど、人生をブログにしていきます。病歴や職歴の詳しくはプロフィールをご覧ください!

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