考え方

行動することは難しいけど、やれば見えることもあるし失敗しても意外と死なない

2021年5月27日

新しいアルバイトに合格しました・・・!やった!

難航していたので一安心です。

バイトに受かったことをツイートしたところ、

「とむさんはいろいろなことにチャレンジしていてすごい」というリプをいただきました。

非常に嬉しかったです。ありがとうございます!

そうです。いろいろなことにチャレンジしているという自覚はあります。

そう心がけています。

うつ病になってからそのあたりの心構えがガラッと変わったので、ちょっとお話していこうかと思います。

「考えるより行動」するようになったきっかけ

ここ数ヵ月、

「人生一度きりだし、やりたいことはやろう」

「価値観や思い込みで未来を予想して、行動しないのはやめよう」

と強く思うようになりました。

石橋は叩いて渡る、むしろ叩いたのに渡らないことが多かった私。

なぜ、

「石橋はとりあえず渡る!崩れたらまぁ、そのときに考えよう」

という考え方に変わったのか。

きっかけは大きく3つあります。

  • きっかけ① 自分自身がうつ病になったから
  • きっかけ② 会社員でなくなったから
  • きっかけ② 経歴で勝負できなくなったから

きっかけ① 自分自身がうつ病になったから

自分自身がうつ病になったことは、間違いなく人生のターニングポイントです。

うつ病というと、

  • 暗そう
  • 自傷行為
  • メンヘラ
  • 精神科通いは怖い
  • 頭がちょっとおかしい、変な人

など、暗いイメージが付きまといます。

恥ずかしながら、うつ病になる以前の私もこのようなイメージを持っていたと思います。
とむ

でも、実際に自分がうつ病になってみて。

うつ病は、世間のイメージとは違う面を持っていることを知りました。

精神科は暗くてどんよりしているものだと思っていましたが、実際は、しずかで、リラックス効果のある観葉植物が置いてあったりして。

私の通っている病院は、明るくて、観葉植物がいくつもおかれていて、穏やかな音楽が流れています。すごく落ち着きます。

また、うつ病になった人すべてが自傷行為に走るわけではなく、精神病棟に入院するわけでもありません。

もちろん、重症ならそういう方もいらっしゃいます。

でも、そうでない方も多くいる。私もそうです。きのうまで健常者として生活していたのに、ほんの少しのきっかけでうつ病になる可能性がある。

遠く離れたところにあると思っていたうつ病が、実はすぐ近くにあった。

うつ病は、”頭のおかしい人”の病気なんかじゃないということを知りました。

とまあこんな感じで、うつ病になってから「一般常識・イメージはあまり信用ならないんだ」と気づきました。

百聞は一見に如かず。経験してみないと分からないことだらけなんです、世の中って。

きっかけ② 会社員でなくなったから

会社員でなくなった日、自分の身軽さに驚きました。

組織に所属していると、プライベートでも組織の一員として振る舞わねばならず、

「社会人として、これはやっちゃだめだな…」とか、「これやったら会社に迷惑かけるかもな…」など、プライベートにも制限がかかります。

だけど、会社を辞めたとたんそれらの制限がなくなり、一気にやれることが増えました。

「お金さえあれば、いまから海外にも飛べるんだ!すごい!」

「じゃあ、これもできる!あれもできる!」

私の知らないことがこの世にはたくさんあることに気づきました。

「人生一度きり」

この言葉が胸に響くようになったんです。

きっかけ③ 経歴で勝負できなくなったから

これはちょっと後ろ向きなきっかけ。

経歴で勝負できなくなったので、実績を作るしかなくなりました。

なので、積極的に行動をしています。

私はうつ病により1社目を2年2か月で退職。2社目も約8ヶ月で退職しています。

そのため、履歴書の経歴欄が、かなり残念なことになってしまったんですよね。

勤続年数が長ければいい・会社員がいいとされるいまの日本では、あまり評価がよくない。

でもいまさら経歴は変えられません。だから、まずは行動して実績を作るしかない。

経歴が薄っぺらいので、人として厚みが増すように、考えるより行動を大事にするようになりました。

行動しないのが悪いわけではない

断っておきたいのは、行動しないことが悪ではないということです。

行動すると、状況ががらっと変わることもあるでしょう。不安になることもあります。

波を立てずに生きていたい、石橋を安全に渡りたいという人は、後先考えない生き方をすると逆にストレスになります。

現に私はいまアルバイトで食い繋いでいて、生きるのに必死です。家計が火の車。毎月ほんとやばい。

でも会社勤めをしている頃より生きている実感があって、私はこの生き方が意外と好きなのです。

やりたいことがあるなら考えすぎずやってみるのがいいよ

私がこれまでに出会ったうつ病のみなさんはネガティブ思考の方が多く、「やりたいことはあるけど、どうせだめだろう」と、最初から諦めてしまう人が多いように感じます。

言い古されている言葉ではありますが、何事もやらなきゃ分からないんですよね。

行動して成功したら嬉しいし、失敗しても私みたいになんだかんだ生きていくことはできる。

挑戦しても簡単には死なない。仕事をやめて無職になっても、意外と死にません。

正社員をやめて一時無職になっても次のバイトが見つかったし、なんとなく生きれてる。
とむ

これからもいい意味で考えすぎず、いろんなことに挑戦していく自分でありたいです。

  • この記事を書いた人

とむ

うつ病・双極性障害持ちの、30歳女のブログ。メンタルヘルスや気になることなど、人生をブログにしていきます。病歴や職歴の詳しくはプロフィールをご覧ください!

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