そう思いがち。私もそうです。しかしこれで何度失敗したか……。
心意気は悪くないのです。ただ、私を含めうつ病のひとは、
頑張りすぎてうつ悪化 → 休職(退職)
のパターンをたどってしまう人が多いのではないでしょうか。
この悪循環をなんとか断ち切りたいと思っている人、私以外にもたくさんいるはず。
ということでこの記事では、おもに以下の2点について考えていきますよ。
本記事の内容
- 面接で自分を盛ることは一般的である
- 「もし働き始めてがっかりされたらどうしよう」を吹き飛ばす考え方
別名・ストレスを溜めないための屁理屈とも言えます(笑)
考え方をほぐして、次こそは社会復帰を成功させましょう。
面接で自分を盛ることは至極一般的である
- あんなこと言わなきゃよかった
- 八方美人な自分が嫌いだ
- 採用されたとしても、期待に応えられない
こんなふうに自分を責めないでください。
そもそも面接で自分を盛らない人間なんているの?(いや、いない)
面接は自分を盛ってなんぼですよ!
自分をいかによく見せて合格するかが勝負。採用されたいと必死になるのは誰でも同じです。
先のことなんて、面接時はそこまで考えていない人がほとんどではないでしょうか。
ですので、落ち込む必要はありません。誰でもやってることなのでね。
会社側も求人情報を盛ってるよね
よく考えてみてください。
私たちが面接で自分を盛るのと同じように、会社側も求人情報を魅力的に盛っていますよね。
なぜなら、求人を魅力的に見せて候補者を多く集めたいからです。
いざ働いてみたら「言うてたことと違うやんけ!」「ブラックだ!」なんてこともざらにあります。
自分だけではなく相手もやっていることだと考えれば、悩みも軽くなるのではないかと思います。
「もし働き始めてがっかりされたらどうしよう」を吹き飛ばす考え方
面接で自分を盛ることが一般的でも、やっぱり人に失望されたくない。わかる。
ただそこについては、実際に働いてみないと分からない。未来をネガティブに想像して、意欲をなくすのはもうやめましょ。
「働いてみなければ分からない」のはお互いさま
これ。
たかだか30分程度の面接で、私たちのことが分かるわけないのですよ!
それは私たちも同じ。1ページ程度の求人情報や公式サイト、説明会、面接などで、会社のことすべてが分かるはずありません。
私たちが会社のことや職場の勤務実態を知らないのと同じように、会社側も私たちのことをよく分かっていないと考えていいでしょう。
雇用してみないと分からない。働いてみなければ分からない。
お互いさまですね。
勝手に期待したのは雇用側
「もしかしてこの人材、使えるかも・・・!」と勝手に想像を膨らませたのはそっちじゃないですかー!やだー!
という強い気持ちでいましょう。
結局は雇用したほうの責任なので、私たちになんの非もないんですよ。
もし仮に私たちが使えない人材だったら、人事責任者が悪い。使えない人材を採用したほうが悪い。(開き直り)
何も知らないから、できないのは当たり前
正社員やアルバイトの求人で「未経験OK」と記載があれば、会社側は私たちにそこまで期待していないと思っていいですし、仕事内容について何も知らないから、仕事ができないのは当たり前です。
常識はあるか。休みなくちゃんと働けるか。身だしなみに清潔感はあるか。勤務希望とマッチしているか。
これらを考えたうえで、雇っても問題なさそうだと判断された場合、採用されます。
真面目で完璧主義の人は、最初からフルスロットルで仕事をしよう・成果を出そうと試みてしまいますが、そんなのはムリ。
仕事をしながら、徐々に慣れていけばいいのです。
変にストレスを溜めて最悪の事態になることは避けよう
「面接で言っていたのと違うと思われないか?」
と、悩んでストレスを抱え、うつを悪化させてしまうことこそ最悪です。
そうして遅刻や欠勤が続いて、職を失ってしまう方がよっぽどよくありません。
そんな最悪の事態になるより、明るく前向きに、エネルギッシュにやってみたほうが、物事も思いがけない方向に転んでいきます。
やらない後悔よりやって失敗した後悔のほうがまだマシです。
おまけ:汗をかくと超ポジティブになれる件
経験上、どろどろに汗をかくとなぜかめちゃくちゃポジティブになれます。すごくすっきりするんですよね。
汗をかくことでエンドルフィンが分泌され、ストレス解消になるらしい。
「最近ネガティブだなぁ」「つらい」と思うときは、散歩に出たり、筋トレをするのをおすすめしたい。
特に夏場は外に出ただけで汗ダラダラですが、それだけでも気持ちが前向きになります。汗かいた体はべたべたしてきもちわるいけどね。
私みたいな真面目・完璧主義が考えているほど、世の中は成果主義でなく、曖昧である。
肩の力を抜いても意外と世渡りできるという話でした。