メンタル

うつ病でつらいときにLINEを返せないのは当たり前【既読・未読スルーだらけ】

2020年4月17日

こんにちは、とむです。

うつ病でつらくてLINEが返せない。どうしよう…。

と、悩んでいる方、いらっしゃるのではないでしょうか?

そんな人に向けて、今回は、

「うつ病でつらいときはLINEを返さなくていいよ!」

というメッセージを送ります。

だってしょうがない。病気ですもの。

実際に私も、うつ病で休職しているときは、会社の同僚からのLINEを無視していました。

いまでも調子が悪いときはLINEを返しません。心と気力に余裕がないからです。

この記事では、

  • うつでしんどいときはLINEを返さなくていい理由
  • つらいときのLINEの取り扱い方【実例紹介】

をご紹介します。

ストレスなく休養するのがうつ病回復への一番の近道です。

みなさんの肩の力を抜くお手伝いになれば嬉しいです😊

うつ病でつらいときにLINEを返せないのは当たり前!自己嫌悪しないでね

まずは、

「うつ病でつらいときにLINEを返せないのは当たり前!」

「だから、返せなくても自己嫌悪しないでいいよ」

という主張をしたいと思います。

うつ病で寝込んでいるときにLINE通知がくると、気になってしまいますよね。

でも、既読をつけると返事をしなくちゃいけなくなる。

LINEを返信しないと、相手に嫌われるんじゃないかと不安になる。

返信しなきゃ・・。

でも、返信するのがつらい。

そんな負のループにはまってしまっている人、多いんじゃないでしょうか。

私は元からLINEの返信をあまりしないタイプですが、それでもうつ病でしんどいときのLINE通知はすごくストレスでした。

私ですらつらかったので、LINEヘビーユーザーのみなさんはもっとつらいと思います。

リワークで出会った人の中にも、「友人からのLINEに返事をするのがつらい」と話す人がいました。

うつ病中のSNSの付き合い方に悩む人は多いみたいですね。

うつ病でつらくてしんどいときはLINEを返せないのは当たり前です。

病気で寝込んでいるときは、LINEを返す元気がなくて当たり前なんです。

うつ病で寝込んでいるときのLINEがつらい理由

うつ病で寝込んでいるとき、なぜ、いつも以上にLINE通知がつらく感じてしまうんでしょうか?

言葉で表すとすれば、こんな感じかと思います。

  • 生きることでせいいっぱいだから
  • ストレスの根源である会社の人とのLINEがつらい
  • うつ病になった自分が情けない
  • 自分の状況を人にどう説明すればいいのか分からない

そもそもうつ病で気力がなくなっているので、LINEを返す元気がない。だけど返信が求められています。

なので、平常時よりも大きいつらさを感じてしまうんじゃないかなと私は考えています。

加えて、うつ病で寝込んでいる=ネガティブな時期であることが多いです。

「なんで自分はうつ病になってしまったんだろう。情けない。友達に合わせる顔がない。」

と、悲観的になってしまい、ますますLINEの返信がおっくうになります。

「大丈夫?」「どうしたの?」と言われても、「うつ病です」と答えられるわけがありませんしね。

大丈夫じゃないです。

会社の人とLINEをしたくないのは当たり前です。

会社のことすら考えたくないのに、会社関係者の同僚や先輩とLINEなんて無理です。

体調不良で寝込んでいるのだから、LINEが返せないのは当たり前!

うつ病は立派な病気です。LINEが返せないのは当たり前なんですよ!

それでも、LINEを返さなきゃいけないというプレッシャーに押しつぶされそうになる。

その大きな原因の一つには、自分自身がうつ病について理解できておらず、整理できていないこともあるんじゃないでしょうか。

うつ病はストレスが原因の精神病だ。

身体にはなんの問題もない。

気分が落ち込んでるだけなのに、なんで会社を休んでいるんだろう?

ストレスを受けているだけなのに、なんでLINEが返せないんだろう?

LINEが返せなくてつらい人は、うつ病が立派な病気なんだと思えていないかもしれません。

「ストレスを受けた”だけ”」「”ただの”心の病気」と思っていませんか?

うつ病になりたての頃は、うつ病についての正しい知識を持っていません。

私もそうでした。うつ病になってから、調べたり、主治医に話を聞いてやっと理解が深まりました。

うつ病は立派な病気で、風邪やインフルエンザと変わりません。体調不良です。

熱が出てつらくて寝込んでいるときには、LINEは返せません。

なので、うつ病でLINEを返せなくても気にしなくていいんですよ。

うつ病でつらいときのLINEの取り扱い方【実例紹介】

ここからは、私が実際にやっていた、うつ病でつらいときのLINEの取り扱い方をご紹介します。

私自身、うつ病で休職になったときには、たくさんのLINEグループに参加していました。

会社同期のグループ、同期女子のグループ、事業所グループ、若手グループ、若手女子グループなど・・

同僚ともLINEで連絡を取り合っていました。

たくさんの人からメッセージがくる可能性があったので、休職の最初の頃は毎日スマホの通知におびえていました。

これからご紹介する方法を実際にやっていて、LINEのストレスがかなり抑えられたと感じています

LINEで悩んでいる人のお役に立てばうれしいです。

おすすめする方法は次の3つです。

うつ病でつらいときのLINEの取り扱い方
  • LINEの通知を切る
  • 見たい人のトークだけピン留めしておく
  • 公式アカウントと友達になって通知を埋める

ひとつずつ、具体的なやりかたも含めご紹介していきますね。

LINEの通知を切る。これが一番の方法

LINE通知を根こそぎ切っていました。

手っ取り早くできるLINE対策法です。

①LINEホーム画面右上にある歯車マークをタップして、LINE設定画面を開きます。

②[基本設定] - [通知] をタップ

③Androidの場合、[通知] のチェックをはずす。

 iPhoneの場合、[通知]をOFFにする。

これでLINEの通知がすべてオフになります。

通知をオフにしても、LINEアイコンの未読数は増えてしまいます。

なので、次にご紹介する[公式アカウントと友達になって通知を埋める]方法と合わせることで、未読の数字も気にならなくなります。

LINEは余裕のあるときに開けばいいのです!

公式アカウントと友達になって通知を埋める

LINE通知を切っても、新着メッセージがくれば未読の数字は増えます。

なので、LINE公式アカウントと友達になりまくって、未読数をごちゃまぜにしていました。

私のLINE未読数をみてください。いつも3桁がデフォです(笑)

これで、人から届いたメッセージ数と公式アカウントのメッセージ数がごちゃまぜになります。

数日ほったらかしておくと、未読数はゆうに100を超えます。

未読数が増えた!誰かからLINEがきているに違いない…とおびえるストレスが軽くなる、おすすめの方法です。

見たい人のトークはピン留めしておく

LINEには「ピン留め」という機能があります。

ピン留めすると、そのトークルームがつねに一番上に固定されます。

なので、LINEの通知がきてもつらくない人をピン留めしておけば、その人のメッセージだけを見ることができます。

見たくない人からメッセージがきてもLINEの一番上に表示されなくなります。

①[Androidの場合] ピン留めしたい人のトークルームを長押し後、[ピン留め]をタップ

 [iPhoneの場合] ピン留めしたいトークルームを右にスワイプ後、ピンボタンをタップ

 >>iPhoneはこちらのページを参考にしてください

私の場合は、母と彼氏さんをピン留めしていました。

LINEをしてもつらくない人たちとは変わらず連絡をとりたいですよね。

ピン留めはかなりおすすめです。

公式アカウントと友達になる&ピン留めの合わせ技でもっと快適に

[公式アカウントと友達になって通知を埋める]と[ピン留め]を合わせると、もっと快適になります。

合わせ技を使った時の、LINEを開いた時の画面はこうなります。

画面いっぱいの公式アカウント

企業の公式アカウントをピン留めしまくって画面を埋めています。

これで、見たくない人のメッセージを見てしまう可能性がぐっとさがります。

SNSで調子がよくなる人もいれば、ストレスを受ける人もいる

TwitterやLINE、InstagramなどのSNSでうつ病の調子がよくなる人もいれば、ストレスを感じて悪くなってしまう人もいます。

自分の調子がいいときは問題ないのですが、調子が悪いときはSNSは見ないほうがいいんじゃないかなと思います。


SNSには「病みアカ」がたくさんあります。

病みアカとは、メンタル疾患の人たちが病気のことやネガティブなこと、日常の愚痴をつぶやくアカウントのことです。

ネガティブな発言ばかり、病み発言ばかりを繰り返し呟くアカウント、通称『病み垢』。

ネガティブな発言ばかり、病み発言ばかりを繰り返し呟くアカウント、通称『病み垢』 https://www.needy-mh.com/blogs/mental-sick-account

メンタル疾患の人たちはネガティブな感情に覆われやすいので、どうしても暗いツイートが多くなってしまいます。

そんなアカウントを同じうつ病の人がみたとき、同じ病気の仲間ができたような気がして心強く感じる人もいます。

一方で、他人のネガティブに引きずられてストレスを受け、自分の体調が悪くなる人もいます。

私は現在、Twitterでうつ病のことをつぶやいています。(@tomkkblog

うつ病アカウントを作ってから、メンタル疾患と闘っている人たちがこんなにいるんだなと驚きました。

同じ病気の人との情報共有の場になり、私自身とても楽しくやっています。

ただ、自分が病んでいるときはあんまりよくないかもな、とも思います。

私のネガティブをまき散らしてしまいますし、フォロワーさんに悪い影響を与えてしまいそうです。

数日後に自分のツイートを読み返して後悔しそう・・。

SNSは自分の体調に合わせて使うのが理想ですね。

LINEの返信はできるようになるまでしなくていい

LINEの返信はできるようになるまでしなくていいし、Twitterもしなくていいんですよ。

なぜなら、うつ病という病気で苦しんでいるからです。

LINEを返さなかったくらいで離れていく友達は、友達じゃなくていいと思います。

その人はうつ病のことについて理解してくれないですし、友達でいてもストレスなだけです。

LINEを返さなくても変わらずに関係を続けてくれる人を大切にするべきです。

そういう人は、うつ病になったあなたを支えてくれると思います。

うつ病でつらいときにLINEを返せないのは当たり前、というお話でした。

この記事がみなさんの助けになれば嬉しいです!

  • この記事を書いた人

とむ

うつ病・双極性障害持ちの、30歳女のブログ。メンタルヘルスや気になることなど、人生をブログにしていきます。病歴や職歴の詳しくはプロフィールをご覧ください!

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