わたしは休職中に転職活動をして、元の会社に復職することなく転職しました。
うつ病で休職中に転職活動をしようとするとさまざまな不安が押し寄せてくると思います。わたしもそうでした。
ネットで検索して不安になったり、知恵袋を見て不安になったり、、、
でも大丈夫です。わたしがソースになります!うつ病でも転職活動はできるのかなと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
うつ病で休職中に転職活動をするときの不安要素たち
ネット上のいろんな検索結果に不安になって、動けなくなっていませんか?
ここではわたしの実際の経験談から、うつ病で転職する・転職活動をするときの不安にお答えします。特別な点はなにもないごくふつうの一般会社員の経験談です。
不安① うつ病で休職中に転職活動をしていいの?非常識なのでは?
転職活動をしても全く問題ありません。非常識なわけがない。
ネットには「会社は復職を見込んであなたに休みを与えているんですよ!」なんて強く書かれています。わたしも最初は「そうだよね、ちゃんと復職して休職手当分を返さなきゃ」と思っていました。
いやいや休みを与えてるってなに?そもそもわたしをうつ病にしたのはそっちじゃないか!
わたしたちは”会社”という大きな存在にびくびくしてしまいがちですが、「そもそもわたしをうつ病にしたのは会社だ」という強い気持ちでいましょう。休職と休職手当は会社が払うべき慰謝料です。
会社では自分の代わりはいくらでもいるけれど、自分の人生のなかで自分の代わりはいません。会社と自分の健康、どちらが大事か?答えは決まっています。
不安② うつ病で休職中であることは隠したほうがいいの?明言していいの?
わたしの考えですが、うつ病であることは隠したほうがいいと思います。
もしわたしが面接官で、うつ病の人とそうでない人を比べたとき、そうでない人を採用するだろうなぁと思ったからです。
一方で、うつ病による休職から復職して3年以上が経っていて、その3年間無事に働き続けることができている人は
「うつ病で休職していました。でも3年以上経っているので普通の人と変わりなくちゃんと働けますよ」
と言ってしまって大丈夫だと思います。
「うつ病だけど健常者と同じように働ける」という証明ができないなら黙っていたほうがいいと思います。
うつ病であることを明らかにして転職活動をする方法のひとつに、うつ病やメンタル疾患のための就労支援サービスを利用することが挙げられます。実はわたしもこのような就労支援サービスを利用するか、一般枠で企業に応募するか迷いました。
一般枠で応募するのは勇気がいる、うつ病であることを隠すのはいやだ、というかたは、そのような就労支援サービスを利用するのもありだと思います。
不安③ 転職活動をしていることが現在の会社にバレない?
バレません。自分から言い出さない限りバレません。
会社同士のネットワークでバレないか?産業医のネットワークでバレないか?応募先の会社から現在の会社になにかしら連絡があったりするのでは?なんて考え込んでしまいますが、
冷静に考えて、ちゃんとした企業には守秘義務があります。そんなことは起こりえないです。
(ちゃんとしてない企業や個人企業はわかりません!ごめんなさい!)
ほかには、スーツ姿を会社の人に見られるなどすればバレる可能性はあると思います。会社の定時内に動くようにすれば可能性はぐっと減ると思います。
不安④ うつ病で休職していることが応募先の会社にバレない?
転職活動中~内定まではほぼバレません。
不安③と同様に、会社には守秘義務があります。いま所属している会社から応募先の会社に連絡がいくことはありません。
また、履歴書に休職期間を書かなくてはいけないという決まりはありません。書かなかったからと言って経歴詐称になることはありません。
経歴詐称とは「事実と違うことを書くこと」です。「うつ病ですか?」ときかれて「いいえ!」と言ってしまうと経歴詐称になるかもしれませんが、きかれていないことには答えなくていいです。履歴書には病歴を書く欄はありません。
しかし、内定~入社後にはうつ病で休職していたことがバレる可能性があります。
でもポジティブに考えれば大丈夫です。
わたしは、
「もし入社後にうつ病で休職していたことがバレたとしても、そのときに毎日元気に働けていればそれでいいんじゃないか?元気に働けることを実際に証明すればいい!」
と考えることにしました。
結局バレませんでした。経理の人が黙っていてくれたのか、気づかなかったのかは分かりませんが。。。
転職活動をするということは、うつ病が回復している大切な証拠
この記事にたどり着いたということは、「うつ病だけど転職活動をしてみようかな?」と考えたということではないでしょうか。それってとてもすごいことだと思うんです。
「転職活動したいという気力が湧いたって、すごいことだ!」
わたしが転職活動をするときに自分に言い聞かせていた言葉です。
ベッドから起き上がれず、生きる気力もなくなっていた。ふらふらと近所のコンビニまで外出するのがやっとだった自分が転職活動なんて。
転職活動をしてみようかなという考えが浮かぶところまでうつの症状が回復しているって、めちゃくちゃすごいことなんですよ。
これまで挙げてきたように不安はたくさんあるかもしれません。でも「転職活動してみたい」という自分の気持ちを大切にしてみてください。