こんにちは、とむです。
うつ病診断を受ける直前、私が会社に送っていた欠勤・休み連絡メールが発掘されました。
送信済みフォルダに、うつ病休職直前の休み連絡メールが大量に残ってました。心がキュッとなる……。
こんなメールを毎日送るほど、うつ病はしんどいし、正常な判断ができなくなる。
連日欠勤するのは社会人としてヤバイのは分かってる!けど!身体が動かない!
そんな病気です。 #うつ病 pic.twitter.com/dTW4zDYEko
— とむ@社会復帰中 (@tomkkblog) July 1, 2021
ほぼ毎日のように欠勤・遅刻連絡をしています。いま見てもつらさで胸が痛くなります。
この記事では、このメール履歴から分かる、うつ病になると判断能力がなくなってしまうこととその対処法についてお話ししていきます。
うつ病は正常な判断ができなくなる病気
上記のメール履歴をいまの状態で見た結果、うつ病は正常な判断ができなくなる病気だと再認識しました。
欠勤・遅刻を毎日繰り返すのは異常だけど…
ほぼ毎日のように欠勤・遅刻を繰り返すのは、会社員として良くない、異常なことだというのは誰でも分かります。
うつ病がある程度回復した現在の私から見ても、このメール履歴は会社員として異常だと思います。
だけど、会社を休むことをやめられないんですよね。
会社に行くのがつらくて、欠勤・遅刻をやめる判断ができない
当時の自分もおかしいことは分かっていたのですが、欠勤・遅刻をやめられないし、こんな内容のメールを送り続けてしまう。
これがうつ病の怖さです。
うつ病になると、常識的な判断ができなくなります。
うつが重いときに重要なことを判断してはいけない
うつ症状が重いときに、重要な判断をしてはいけない
よくこのようなことを言われますが、私のメール履歴からも明らかです。
ストレスを本能的に避けようとする
うつ症状が重いときには、物事を理性的に判断する力が鈍っています。
生存本能が勝つ感覚です。
私の場合は、
- 会社に行く
- 会社に休みの連絡を入れる
の2つを比べた結果、会社に休みの連絡を入れる方がストレスが少ないと脳が判断したんだと思います。
つまり、本能的に身体がストレスから遠ざかろうとしているのです。
うつの重さは自覚が難しいので気をつける
いま、自分のうつ症状がどのくらいひどいのか、うつ病の扱いに慣れないうちは難しいです。
なので、気を抜くとうつ症状が重いまま判断しそうになります。そこだけ注意です。
私もときどき、うつにのまれそうになります。
今日すごく余裕がない。胃腸も重いし、しんどいなぁと思いながら仕事してます。仕事これたのがすごい。
でも上長と面談ありました。営業成績は気にしなくていい、つらいなら負荷の少ない仕事に移った方がいい?と。
気を遣われることすらしんどい……。私に構わないで……。 #うつ病
— とむ@社会復帰中 (@tomkkblog) March 16, 2021
仕事ができなくて悩んで、配置換えに心が揺れてるツイートです。
フォロワーさんからの「重要な判断はしない方がいいですよ」というリプに助けられました。
こんな感じで、うつ病4年目の私でもうつ症状にのまれたまま物事を判断しようとしてしまいます。
気を付けているつもりですが、注意が必要です。
うつ闘病中に重要なことを判断したいとき
うつ闘病中に重要なことを判断しなければならなくなったときは、以下の方法を取るのがオススメです。
- 人の意見を聞く
- 数日後にもう一度考える
- 調子のいいときに考える
王道ですが、このあたり。
Google検索でネットの意見を聞くのはおすすめしません。偏りがあるので。
TwitterなどのSNSならいいと思います。うつ病の情報を集めるにはSNSがいいです。
まとめ:判断力の低下を自覚して対処しよう
本記事では、私の過去の欠勤連絡メールから、うつ病になると正常な判断ができなくなることとその対処法についてお話ししました。
本記事のまとめ
- うつ病になると正常な判断ができなくなる
- うつ症状が重いときに重要な判断はNG
- 判断が必要になったら①人の意見を聞く/②数日後にもう一度考える/③調子のいいときに考える
うつ病になると、理性的に物事を判断することが難しくなります。
ストレスから逃げようとする生存本能が強く出るので、うつ症状が重いときに重要な判断を自分一人ですることはおすすめできません。
人に頼ったり、未来の自分に投げてみましょう。
今回は以上です。それでは!