うつ病と向き合う

うつ病になりやすい「真面目」からの脱出 性格を変えるためにやっていること5選

2020年3月13日

真面目

うつ病はいまや現代病で、誰にでもかかる病気であることは間違いありません。

ただ幸いにも、「こんな性格の持ち主は要注意だ」という傾向はだいたい判明しています。

 

うつ病になりやすいのはずばりこんな人。

 

  • 真面目
  • 完璧主義。0か100か思考。几帳面
  • 責任感が強い
  • 常識人

 

真面目で几帳面の頑張り屋がうつ病になりやすいんです。皮肉なものです。

以前勤めていた会社の上司に言われたなぁ。

 

「真面目だね。なんで真面目な人がそういうふう(うつ病)になっちゃうんだろうね。かわいそうだね」

 

[chat face="piyoicon00.jpg" name="とむ" align="right" border="gray" bg="gray"]そう言われましても…。[/chat]

 

自分で言うのもなんですが、元々のわたしは超真面目人間。

うつになりやすい性格フルコンボ人間です。

 

今回は、そんな「うつになりやすい性格フルコンボ人間」のわたしが、性格を変えるためにやっていることを5つご紹介します。

 

真面目な性格を変えるためにやっていること5選

性格は遺伝や育ってきた環境によって作られるものです。

その性格で大人になるまで生きてきたのに、次の日にころっと変えてしまうなんてことはできません。

わたしの真面目で几帳面な性格は、ちょっとやそっとじゃ変わりません。

 

ですが、自分の考え方の癖を直していくことで少しずつ変化してきます。

 

真面目でうつになりやすい性格を変えたい、と思っている方は、ぜひ参考にしていただけるとお役に立てるのかなと思います。

わたしがいつも主治医から言われていることがほとんどです。

自分のメモとしても記事にしておきます。

 

① 60%くらいでもなにも問題ない

真面目で完璧主義だと、ひとつの仕事に対して

  • 「まだ完成してない」
  • 「全然だめだ」
  • 「もっとできる」

と思ってしまいがちです。

それがオーバーワークに繋がってしまうことも多々あります。

周りが求めている以上に頑張りすぎてしまうんです。

 

そうならないように、何事も60%くらいでいいやと考えるようにしてます。

完璧主義時代は、はじめから100点を目指して頑張ってました。

100点取らなきゃ意味がないとすら思ってた。

 

でも60点、60%くらいでなにも問題は起きないし、むしろ物事がいい感じに回るんですよ。

頑張ってないから体調もいいですし。

 

何事も60点でほどほどにやればいいんです。半分は超えてますから、上出来です。

 

② 100のうち1でもできたら大成功とする

「これができた!」という「できた!」のハードルはめちゃくちゃ下げています。

 

「今日はブログ記事を書こう」と決めて、1文字でも書けたら「今日はブログが書けた!」と自分を褒めます。

本を読むときは1文でも読んだらOK。1ページ読めたら最高。

 

「やらなかった」わけではないのですから、大きな一歩ですよ。

0でなく1だったことはとても大きいです。

 

この考え方を大事にするようになったのは、小さな習慣という本の影響です。

全くやらないより、ちょっとでもやったほうがいいよ、と書いてある本です。

表紙もかわいいのでおすすめです。

 

③ 「頑張る」「やらなきゃいけない」「やるべき」「ちゃんとする」などの言葉を封印

  • 「頑張る」
  • 「やらなきゃいけない」
  • 「やるべき」
  • 「ちゃんとする」

など、強制の意味を含む言葉や気合を入れる言葉は使わないようにしています。

mustとshouldは封印!です。

 

「うつ病の人に対して”頑張れ”は禁句」

とよく言われます。

でも、人には言ってなくても、自分で自分に「頑張らなきゃ」とか「やらなきゃ」とか言ってませんか?

 

言葉の力は大きいです。

意識して使わないようにすれば、気持ちも楽になりますよ。

 

④ 小さいことでも自分を褒める

とにかくすごく小さいことでも自分を褒めてあげるようにしています。

 

[chat face="piyokiraicon.jpg" name="とむ" align="right" border="gray" bg="gray"]ブログ1記事書けた!天才!最高![/chat]

 

何かをやり終えたときに大げさなくらい自分を褒めてあげるといいです。

「掃除終わった!すごい!最高じゃん!」とか。

 

文字にするとアホみたいに見えますが・・言葉の力はあなどれません。

ポジティブな言葉で自分を高めるようにすると、自信というか、そういうものがついてくる気がします。

 

⑤ 「まぁいいや」と考える

「まぁいいや」はわたしが大事にしている言葉のひとつです。

 

真面目で完璧主義だと、自分の納得がいくまで物事を突き詰めようとします。

ゴールをどんどん遠くへ動かしてしまうんです。

「まだいける」「全然まだ」と思いがち。

 

それを「まぁいいや」「まぁいっか」の一言でスパッと切り捨てると、肩の荷が下ります。

ゴールするのをあきらめるというか。

「あきらめる」と言うとネガティブっぽくなるのでわたしはあんまり好きじゃないんですけど、

「まぁいいや」と言うとゴールを明るい気持ちで手放せるんです。

 

[chat face="piyoicon00.jpg" name="とむ" align="right" border="gray" bg="gray"]この文章、日本語おかしい気がするけど、、まぁいいや。読めるし。[/chat]

 

ゴールはできなかったけれど、ここまで走ってきた道のりはムダにはなりません。

「まぁ(ここまでこれたし、)いいや」って、そう思うとすごく楽です。

 

考え方をコントロールして真面目から脱出しよう

つい癖で、ときどき「真面目」が出てきてしまうことがあります。

でも、日ごろからこのようなことを意識していると、「いかんいかん、真面目出てきてる」と気づけるようになります。

そしてすぐに軌道修正ができます。

気分が沈み込むことが少なくなって、過ごしやすくなりますよ。

 

真面目は悪いことじゃないけど、うつ病のあいだは少しお休みしておきましょう。

  • この記事を書いた人

とむ

うつ病・双極性障害持ちの、30歳女のブログ。メンタルヘルスや気になることなど、人生をブログにしていきます。病歴や職歴の詳しくはプロフィールをご覧ください!

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