うつ病で2ヶ月〜3ヶ月休職してしまったことがある。転職活動したいけど、この休職が影響しないか心配で、転職に踏み切れない…。
2ヶ月〜3ヶ月の休職は転職先にバレる?
こんなお悩みにお答えします。
私は2017年11月にうつ病と診断され、そこから1年半の休職をしました。
休職期間中に転職活動をしましたが、5社を受けて、そのうち4社から内定をいただくことができました!
今回は、2ヶ月や3ヶ月の休職が転職活動に影響するのか、転職先にバレるのかどうかをご紹介していきます。
結論から先にお伝えすると、2ヶ月や3ヶ月の休職は転職にほぼほぼ影響ないですし、バレない可能性のほうが極めて高いと思います。
私の経験談を元に、なぜ影響がないのか、なぜバレにくいのかなどを詳しくご説明していきます。
2ヶ月や3ヶ月の休職は転職活動に影響する?
結論から言ってしまうと、2ヶ月や3ヶ月の休職は転職活動に全然影響しないです。
なぜ影響しないのか、理由も合わせてご紹介していきます。
【経験談】結論:影響しません
休職1年半もしていた私が実際に転職活動をしたとき、休職が転職活動にほとんど影響しませんでした。
勤務期間2年2ヶ月、うち1年半も休職をしていたのに、です。
実際当たって砕けろの精神で転職活動を始めたのですが、1年半の休職は実際に動いてみると意外と隠せました。
2ヶ月や3ヶ月の休職が転職活動に影響しない理由
2ヶ月や3ヶ月の休職が転職に影響しないと経験談から感じる理由。
実際に転職活動をしてみたらわかるのですが、休職していたことがバレるタイミングがほぼないからです。
職務経歴書や履歴書に書かなくていい
休職していたことは、特に職務経歴書や履歴書にも書かなくてOKです。
病気は「既往歴」といって、かなりの個人情報になります。
なので、うつ病で休職していました、と書く義務は特にありません。
しかも、2ヶ月3ヶ月なら職務経歴にもほとんど傷がついていないはずです。
通常通りのフォーマットで、休職期間を無視して職務経歴書を書くことができるため、選考にも影響しないでしょう。
休職の有無は面接でも特に聞かれない
私は5社の面接を受けましたが、5社とも「休職されていたことはありますか?」と聞かれることはありませんでした。
休職していたことは、言わなければ選考中の会社にはわかりません。
ただ1社だけ、ヒアリングシートを書かされました。
既往歴を聞かれるヒアリングシートについては、以下記事をご覧ください。
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2ヶ月や3ヶ月程度の休職なら安心して転職活動をしてOK
1年半の休職が転職活動に影響しなかった私から言わせていただくと、2ヶ月3ヶ月なんて短いもんです!
なので自信を持って転職活動をしてください。
その代わり気を引き締めていこう
その代わり、気を引き締める必要はあります。
面接で休職していることを喋ってしまったり、ヒアリングシートに正直に書いてしまったり、休職中に転職活動をしていることを喋ってしまったりすると、当たり前ですが休職がバレます。
なので、聞かれないことは答えない。
これを徹底してください。
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2ヶ月や3ヶ月の休職は転職先にバレる?
ここからは入社後のお話をしたいと思います。2ヶ月や3ヶ月の休職は、転職先にバレるのでしょうか?
結論、経験上、バレない可能性が高いと思います。
結論:バレません
実際に私は1年半の休職期間中に転職活動を終え、内定をいただいた1社に転職をしました。
内定後も、誰にも何も言われずに勤務をしました。
2ヶ月や3ヶ月の休職が転職先にバレない理由
2ヶ月や3ヶ月の休職が転職先にバレない理由は、主に3つあります。
順番に説明していきます。
収入に違和感がない
私の場合、1年半も休職していたので、会社から発行された源泉徴収票の給与支給金額が低すぎる結果になっていました。
しかし、たった2ヶ月3ヶ月程度の休職だと、年収よりもせいぜい数ヶ月分のマイナスのみになりますよね。
なので特に収入に違和感がなく、転職先も気づかない可能性が高いのではないかと思います。
ちなみに私の支給額は、6ヶ月で34万でした……休職を疑えるほど、明らかに低いです。
私はたった34万円の源泉徴収票を、勇気を出して転職先に提出しましたが、特に何も言われませんでした。
経理の方はもしかすると気づいていたのかなぁといまになって思いますが、入社して問題なく勤務している以上、何も言えなかったのかなと思います。
職務経歴に影響がない
2ヶ月3ヶ月の休職だけでは、職務経歴にはほとんどブランクができません。
通常通り記載してなんら問題ないです。
職務経歴書に休職期間を書く義務はありません。
私の場合ですが、休職期間中もチームに所属し続けていたため、職務経歴書にもそのように書きました。
経歴を引き伸ばすイメージでしょうか。
と思われるかもしれませんが、2〜3ヶ月なら実際のスキルと書面での経歴に差がほとんど出ません。
休職中でも会社やチームに所属しているのは事実なので、嘘はもちろんいけませんが、事実は事実として書きましょう。
休職を終えて復職し、問題なく勤務している場合
2ヶ月3ヶ月の勤務を終えて、その後問題なく出社・勤務できているのであれば、転職にはまっっったく問題ないです!
つまり、休職がすでに過去のものになっているのであれば、あなたは無敵です。普通の人です。
いま勤務できているなら、転職先でも問題なく勤務できる可能性が高いですし、気に病む必要はありません。
休職が始まって2ヶ月〜3ヶ月だけど、休職活動を始めたい場合
休職が始まって2ヶ月〜3ヶ月が経ち、やっぱり会社辞めたいと思い立って、休職期間中に転職活動を始めた場合。
こちらも転職活動にはまったく問題ありません。
なぜなら、2ヶ月〜3ヶ月前まで勤務しており、職務経歴や1年間の給与年収にもそこまで影響がないからです。
ただし、うつ病などの精神疾患で休職をしているなら、2ヶ月や3ヶ月の休職ですぐに転職を決めるのはあまりおすすめしません。
詳しくは以下の記事でまとめているので、参考にしてください。
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2ヶ月や3ヶ月の休職は申告しなくていい
ということで、結論、2ヶ月や3ヶ月の休職は転職先に申告しなくてOKです!
これからの勤務態度で「正常に働ける」ことをアピールすれば問題ありません。
転職に踏み切れないときの解決法
それでもどうしても、2ヶ月や3ヶ月の休職が重荷になって転職活動を始められないなら、以下で紹介する方法をまずは試してみてください。
とりあえず転職サイトに登録してみる
とりあえず転職サイトに登録してみることをおすすめします。
人間は行動しないとやる気が出ませんし、実際に転職に片足を突っ込むことで、その流れのまま事が進むことも多いからです。
私も実際にそうでした。
手っ取り早くおすすめなのはリクナビNEXTです。
私も実際に登録してみましたが、1分で登録できますし、めんどくさい勧誘の電話などもかかってきません。
ほかの転職サイトは電話勧誘がひどいところもあり、その点リクナビだけは自信を持っておすすめできます。
希望条件で求人を探してみる
転職サイトに登録してみたら、次は実際に希望条件で検索してみることをおすすめします。
星の数ほど求人があり、希望条件を満たす求人もそこそこあることに気づけます。いまの会社を辞めてもなんとかなりそうだな、と気づけます。
気づけただけでもかなり自信になると思いますよ。
無料で転職エージェントの面談に行ってみる
もっとしっかりと転職に踏み切りたい場合におすすめしたいのが、転職エージェントです。
ハードルがちょっと高いかも…、と思われがちですよね。強い勧誘がないか、本当にお金はかからないのか不安もあるかも。
実際に私は転職エージェントを使用して3社から内定をもらいましたが、完全無料でした。
また、ここ最近も2回目の転職活動を転職エージェントを利用して行いました。
考えるより行動するべし。案外なんともないです。
休職を抱えての転職って、とても気が重いですよね。
でも動き出すと意外となんとかなるもんで、ころころっと人生進んでいきます。私もそうでした。
エージェントの話を聞きに行って、「案外私でも転職できるんじゃん?」と思ったのを覚えています。
2ヶ月〜3ヶ月くらいの短期間の休職なら、転職活動に全く問題ないので、安心して転職活動に踏み切ってください。
>>リクナビNEXTで求人を見る
ちょっと余談のおまけ
世の中には、積極的に休職をして転職する人達も少なからずいるので、あまり悩まずに行動してみてもいいかもしれません。
そんな人たちについては下記の記事でまとめているので、ぜひ目を通してみてください。
私たちは悩み過ぎだったのかもしれません…。
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