うつ病と向き合う

SE(システムエンジニア)がうつ病になりました【経験談・見分け方など】

悩む人
悩む人
システムエンジニアってうつ病になる可能性高いの…?うつ病になったらどうしたらいいんだろう。経験談とか、うつ病になる予兆とかあったら知りたい…

こんなお悩みにお答えします。

私は以前、システムエンジニアとして働いていましたが、新卒入社してわずか8ヶ月でうつ病になり、休職・退職・転職を経験しました。

実際にうつ病になってしまった経験談から、うつ病疑惑があるときの対処法、うつ病になってしまったときのおすすめ対処法などもご紹介します。

「システムエンジニア人生、万年健康!」というわけにはいかないかもしれませんが、うつ病になってしまうとキャリアが吹っ飛びます
そうならないように参考にしてみてください。

システムエンジニアがうつ病になりました【しかも新卒】

ということで、私の経験談です。

私は新卒で入社した会社にてシステムエンジニアとして勤めて早8ヶ月で、うつ病の診断を受けました。

若手がほぼいない、大炎上プロジェクトチームに配置される

自分が配属されたプロジェクトがいわるゆ「大炎上案件」だったということは、あとから当時を振り返ったときにわかりました。
新人だと、どんな状態を「炎上」と言うのかわからないですよね。

体調不良者たくさんで、おじさんたち(先輩たち)が常にぴりぴりしており、新人の教育に時間を割けない。ほったらかし状態。

ドがつくほど真面目だった私は、自分からアラートを上げることもできずにどんどん萎縮していきました。

新卒入社5ヶ月で会社を休みがちに

新人は会社に行くことが仕事だとはよく言われますが、新人の私からすると

とむ
とむ
んなわけないじゃん…!やることいっぱいあるよ!

という感じです。

しかし、諸先輩方はいつも忙しそうです。誰にも頼れない…と感じていた私は萎縮していき、職場で居場所を失っていきました。

また、先輩方が遅くまで仕事をしているため、帰るタイミングを見失い、自分も遅くまで残業。

そんなことが続いているうちに、会社を遅刻しがちになり、休みがちになりました。

新卒入社8ヶ月で長期休職を言い渡される

遅刻や欠勤を繰り返していたため、私は自分のことを「真面目系クズ」だと思っていました。
だけど、つらいものはつらいです。

すがるようにネット上の「うつ病チェッカー」をやってみたところ、どのサイトでも「うつ病の可能性がある」という結果が出ます。

とむ
とむ
本当にうつ病だったら、こんなつらい思いして仕事に行かなくてもよくなる…?

そう考え、産業医の紹介で精神科に行きました。
診断結果は「うつ病のため、すぐに休職を。」

そこからは物事が早く進み、私は病院に行った翌日から休職をすることになりました。

システムエンジニアはうつ病になりやすい?

システムエンジニアは、どうやらうつ病になりやすいみたいです。

どうやら、うつ病になりやすいみたいです

出典:日経XTECH

こちらは、日経XTECHさんの調査結果です。2010年のものなので12年前と古いですが、12年前でこの数値です。
心の病と診断されたことのある割合を示しており、システムエンジニアは978人中18.6%です。約5人に1人ですね。

システムエンジニアがうつ病になりやすい理由【過労】

システムエンジニアがうつ病になりやすい理由は、私が思うにぶっちぎりで長時間労働・過労です。

実際、私がうつ病になった環境は以下の通りでした。

  • 定時後からが本番
  • 22時以降残業当たり前
  • 残業or体調不良で午後出社
  • 新人研修に必要な資料は定時後に作る
  • 案件大炎上
  • 数々のミーティングが勤務時間を圧迫

残業と過労が当たり前の環境で、ストレスが溜まっていき、うつ病になるんだと思います。

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システムエンジニアうつ病にならないためにやっておくべきこと

うつ病になると、経験談ですが、休職や、場合によっては退職などでキャリアが吹っ飛びます。
なのでうつ病にはならないほうがいいです。

システムエンジニアがうつ病にならないためにやっておくべきことは、以下の3つです。

  1. うつ病になる予兆症状に気づく
  2. うつ病になりやすい環境を改善する
  3. うつ病になりやすい性格を直してみる

1つずつ解説していきます。

うつ病になる予兆症状に気づく

私も実際にそうだったのですが、うつ病になる前・うつ病の診断を受ける前には、必ず予兆となる症状があります。

以下のような症状が日常生活に現れているなら、絶対に注意してください。

  • 夜眠りにつくのが遅い・眠れない
  • 会社を遅刻しがち・休みがち
  • 1つの仕事を終えるまでに以前より時間がかかる
  • 「お腹空いた」という感覚をしばらく味わっていない
  • 1日1食でも平気
  • 体重が減った
  • 怪我をしても痛みを感じない

これらの予兆症状については、別の記事でも詳しく紹介しているのでご覧ください。
>>朝起きられなくて会社に行けないのはサボりではない【理由と見分け方】

うつ病になりやすい環境を改善する

もう一度、私がうつ病になった環境をご紹介します。

  • 定時後からが本番
  • 22時以降残業当たり前
  • 残業or体調不良で午後出社
  • 新人研修に必要な資料は定時後に作る
  • 案件大炎上
  • 数々のミーティングが勤務時間を圧迫

私はこういう会社からは絶対に逃げたほうが良いと考えています。

うつ病にならないように、現職であがくのも◎

ほんの少しでいいんです。例えばノー残業デーを作ってさっさと帰るとか、残業時間を減らすとか。

何度も言いますが、うつ病になるとその先のキャリアがずたぼろになります。
いまの環境を変えずに将来を失うか、長く働くためにいまの職場であがくか。2択だと思うんですが、圧倒的に後者がいいと思うんです。

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思い切って環境をガラリと変える(転職)も◎

しかし、うつ病になりやすい人は心の優しい真面目な人が多く、いまの職場で軋轢を生みたくないと考える人が多いんじゃないでしょうか。

そういう場合は、もう思い切って転職するのがいいと思います。
転職にはエネルギーが要りますが、うつ病になるよりはマシです。逃げるが勝ち。これ事実。

うつ病になると転職活動もしにくくなりますので、要注意です。
>>IT系の求人ならリクナビNEXT

うつ病になりやすい性格を直してみる

うつ病になりやすいのは、真面目で頑張り屋で完璧主義な性格の人が多いとのことです。

私も、まさに当てはまっており、うつ病になってから性格を矯正しました。

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「自分のことかも」と思ったなら、うつ病になる前に性格を変化させてみることをおすすめします。
>>「がんばり屋さん」のこころのトリセツ


「もしかして、うつ病かも…」と思ったら

仕事をしているなかで、もしかして自分はうつ病かもしれないと思ったら以下の方法をぜひ試してみてください。

すべての病気に言えるように、うつ病も早期発見が大事になってきます。

うつ病チェッカーをやってみる

ネット上にたくさんある「うつ病チェッカー」をぜひやってみてください。

おすすめのうつ病チェッカーについては、こちらの記事でご紹介しています。

どのうつ病チェッカーをやっても「うつ病の疑いがある」という結果が出るなら、うつ病である可能性が高いです。

とにかく病院(精神科・心療内科)に行ってください

「もしかして自分はうつ病かもしれない」と少しでも思ったら、とにかく病院に行ってください。
精神科か、心療内科です。

悩む人
悩む人
精神科と心療内科、どっちに行けばいいの?

と、悩む必要はありません。
受診者からすると、ほとんど違いはないため、どちらでもいいかと思います。ちなみに私が通っている病院は「精神科・心療内科」です。(どちらも標榜している)

精神科・心療内科はハードルが高いかもしれませんが、一般的な病院と変わりません。
早い通院が自分を助けます

うつ病の診断を受けてしまったら【とりあえず休職がベスト】

めちゃくちゃ注意していたのにうつ病の診断を受けてしまったら、とりあえず休職をすることをおすすめします。

退職ではなく休職を選ぶ

悩む人
悩む人
うつ病になってしまった…人生終わりだ…この会社にもう居られない…

悲観的になる気持ちはとてもわかります。私もそうでした。

ただ、うつ病は判断を鈍らせる病気なので、退職などの重大な決定をすぐにするべきではありません。

詳しくは【経験談】うつ病で休職になってすぐの退職はおすすめしない【休職→退職のススメ】で解説しているので、ぜひご覧ください。

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復職するのか、退職して転職するのかはあとで決める

うつ病の診断を受けると、まっとうな会社であればすぐに休職を勧められると思います。ありがたく休職を選択してください。

で、うつ病は判断を鈍らせるというのは上述の通りです。

休職したあと、復職をするのか、退職をするのか、転職活動をしていくのか。
今後の人生に大きく関わることは、うつ病がよくなってきてから考えましょう。

システムエンジニアはうつ病に重々注意していこう

とにもかくにも、まずはうつ病にならないことが第一です。

うつ病はあなたの背後にいます。

毎日の自分をケアしながら、ときには逃げることによって、うつ病を回避してください。

うつ病になってしまった場合は、このブログでもいろいろと情報発信していますので、ぜひ参考にしてみてください。
>>カテゴリ - うつ病

ABOUT ME
とむ
うつ病6年目。新卒うつ病で退職したけど、今日も生きています。新卒うつ病休職や、うつ病転職など、これまでの経験からうつ病に役立つTipsを発信中。うつ病歴や職歴の詳しくはプロフィールをご覧ください。